chapter2のプロ活動

2018年1月17日

2018年になりましたよ!ドラえもん誕生までいよいよ残り94年、待ち遠しいです(^_^;)今年は戌年だし犬型ロボットのドラちゃんも生産したいものですね。
本日ブログはそんな新年を記念し、高度10000メートルの上空からお届けいたしますが、皆様の液晶に移る画面に変化はございません。今日からプーケットで合宿に出発なのです。機内は長い文章打つのに適しているね(投稿は着いてからだけどね。)

本日お題はchapter2のプロ活動について。今後どのようにトライアスロンで人生を作っていくか、まだまだ具体的に言えない面はあるけれど、少し自分の考えを書いていくよ。ちょっと長いけれどお付き合いくださいな。そんな訳で結構シリアルな内容だぜ。牛乳かけて召し上がれ。

さぁさぁ冗談はこれくらいにして、そろそろシリアスにキーボード叩くよ。フルコンボだドン!!

戸原もトライアスロン歴10年、大学1年で競技を始め、今29歳。ロングの選手としてはそろそろ脂がのり始めるころだね。太っちゃうぜ。
ロングのピークは統計的にリザルトを見て、また選手の話を聞いていると30-35歳くらいに現れると思う。40歳でも高い競技力を持ち、活躍している選手もたくさんいる。皆にもう10年競技ができるね、と言われるけれど、40歳までプロ活動出来るのは成功している選手で、競技を続けることが人生全体でみた幸福につながる選手だと思う。引退後のプランも準備していて、競技を続けるべき良いキャリアを作れた選手達が多い。競技活動を諸々の幸福につなげることが出来なければ、長く続けたいと思うことは難しい。

あまりの時の流れの速さに驚くけれど、もうあっという間に30代を迎える。僕の戦うスポーツ、ロングトライアスロンは競技成績を追いかけるだけで、十分な経済基盤を作るのはとても難しい。世界のとびぬけた何人かはそれができるかもしれないけれど、そのレベルの選手も色々と頭を使って、短い現役生活をどうデザインするか、とても考えて動いていると思う。今の僕と同じようなレベルの選手たちは、競技できちんとしたキャリアをどのように築いていくか必死だと思う。自分も含め、多くの選手はトライアスロンが好きだし、長く競争の世界で戦っていきたいと考えていると思うし、幸福な人生を送りたいと思っているから。

一意専心という言葉があり、それはとても好きな言葉。ある一面をみるとそれは正しいけれど、人生のバランスをとることが競技を長く続ける秘訣だと思う。バランスが取れることで安心してトレーニングに打ち込み、長い目で見据えた長期プランでトレーニングを組み、結果的にパフォーマンスを高めることができると思う。1週間は168時間、多くの社会人は通年40時間以上働いていると思うけれど、僕はそんなに練習できない。プロの練習時間は15-40時間程度が実際のトレーニング時間だと思う。世界チャンプのTimDonはプロトライアスロンの魅力を、週に働く時間が短いから家族のバランスが取れると言っていた。トレーニングや回復に費やす時間以外にも、他のことをする時間は十分にある。競技に悪影響を及ぼさない範囲の時間で人と関わり、社会性のある活動をして収入を得ることは、自分のできることを増やし、社会常識を養う上でもとても大切だと思う。引退後は何をするか知らないけれど、プロトライスリートではない、別の仕事をしなくてはならない。

独立を決めてから、色々な人と関わることが増えた。自分自身アクションを起こさないと何も生まれてこないから行動しないといけない。ビジネス、社会のことは全然分からないし、能力もないから大変だけど、手探りでの活動は充実していると感じる。お会いする方はどなたも非常に温かく対応してくださり有難いかぎりだ。1から活動を作っているから今だけは競技に集中しにくい面もあるけれど、今後数年トライアスロンに取り組むための基盤を作る時期だと今は思う。前述の通り競技成績を追いかけるだけで、大きな価値を作るのは難しい。だから競技成績を魅力のあるものにみせて、収益を生み出す為の、アクションが必要だ。パフォーマンスや結果が単純に自分のやりがい、求めたいものだけでなく、プロ活動の大きな武器になる。そのシステムを少し頭も使って上手く作れれば、もっと頑張り追求し、強くなりたいと思える。

ありがたいことにスポンサーも数社決まった。また、交渉中の案件も多く、chapter2の好スタートを切れると思う。
スポンサーの半数程度は競技を生きてきた先輩方や、お知り合いの方が紹介してくださった。自分のここまでの取り組みを見ていてくださり、手を差し伸べてくれた人たちには感謝してもしきれない。人のご縁が一番大切だ。多くの人に救われて活動が出来ている。もちろん、それもここまでの活動があってのことだから、前所属チームにも感謝しなくてはいけない。上手く繋げ頑張らなくてはね。

2018年はミッション的に大会へ出場し成績を求めながら、活動を作り、自分のパフォーマンスを上げて、2019年のコナで結果を出したいと思う。いろいろ書いたけれど一番求めたいのは競技の成績なのは間違いない。魅せかたはとても大切だけれど、勝ちたくて競技をしているから、根幹はしっかりもって頑張りたい。僕の大きなスポンサーであるトライスポーツさんは、毎年スポンサーの連絡を下さっていた。日本のロングの為に頑張ってとメッセージを頂き、ロングの未来、夢の共有にお金を出して下さった部分も、多分にあるのはとても理解している。提供していただくFactor Bikeの販売促進はもちろん、そう言った気持ちの部分を無下にしないよう精一杯頑張りたい。もちろん契約してくださった、すべてのスポンサーや応援してくださる人に、誠実に応えれるようにしたい。

とまぁいろいろ書いたけれど、皆さん今後もぜひぜひ応援お願いします!
最初の大きな目標は宮古島トライアスロン。今年は絶対勝つよ!!強豪来るのはあらかじめ分かっているからしっかり準備して望む。

さーて、トランジットのシンガポールはまだかなー。揺れる機内で文字見つめて、マーライオンの仲間入りしちゃうといけないから、そろそろおさらばしよう。

読んでくれてありがと。またね!